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百鬼夜行の足音に遭遇した北向き玄関の家

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この記事の所要時間: 234

中学生当時、風水の番組か何かをやっていて、北向きの玄関が良くないとかどうとか言ってたんです。

その時、ふと友人Hの家が北向き玄関だった事を思い出しました。

彼は、幽霊話とか嫌いなのでちょっと脅かしてやろうと思い、何日か後に遊ぶ約束をしてその話に尾ひれをつけて脅かしてやろうと考えました。

当日、Hにその話をするといつもは変に怖がるのに何か考え込んでいました。

何かと思い聞いてみると、
「つい最近なんだけどな…」
と話始めました。

 

彼の部屋は玄関を入ってすぐ脇の部屋でした。

彼がいつものように寝ていると突然、耳元で何か唸るような声が聞こえたそうです。

最初は驚いたものの、すぐ冷静になってなんだろうな?と思ったと同時に、

ばたばたばたばたばたばたばたばた

と、凄い人数の足音が戸の外から聞こえてきた。

なんだ!?と驚いて戸の外を見ようとしたのですが、耳元の声はまだ聞こえていたので先にそちらを聞こうとしたらしいです。

「……ダメだ、……しちゃダメだ」
と微かに聞こえる声がそう繰り返すのです。

Hはもっとよく聞こうと、外の音も忘れて集中すると・・・

その声は確かに
「みちゃダメだ、戸の外を見ちゃダメだ」
と、繰り返しているそうです。

みちゃダメだ、と言われると気になるらしく、ちょっとだけ覗いてみようかな?とか思った時、その声は急に強い口調で
「見たら死ぬよ」
と一言告げたそうです。

その時、初めてその声が彼の祖母の声だということに気が付いて、中々鳴り止まない外の音を気にしながらも気が付けば寝てしまったそうです。

 

 

よく百鬼夜行という言葉を聞きますが彼が遭遇したその足音はまさにその百鬼夜行だったのでしょうか。

後にも先にも一回きりだったみたいです。

 

そのときには、Hのおばあちゃんはとうの昔になくなっています。

彼はそういった霊現象に会うと、何かしらの形でおばあちゃんが守ってくれるそうです。

守護霊になっているんですかね。

 

余談ですが、Hともう一人と俺で怪談話をしていた時にHが急に
『なんかいる気がするから辞めよう』
とか言い出したので、さすがにネタも尽きた事から電気をつけようとしたら反応が無い。

友達がふざけているのかと思い、代わってスイッチを入れても反応なし。連打しても同じ。

ちょっとした恐怖心にかられて、5分くらいパニックになりながらも連打していたら突然電気がつきました。

電球は替えたばかりで、その後から今にいたる10年間、スイッチの接触等には問題ありません。

やっぱり来てたのかな…。

百鬼夜行についての解説

百鬼夜行(ひゃっきやぎょう、ひゃっきやこう)とは、日本の説話などに登場する深夜の町を集団で徘徊する鬼や妖怪の群れ、および、彼らの行進である。

画像出典元:ja.wikipedia.org

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