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ポルターガイスト現象を目撃したらしい塾講師

この記事の所要時間: 156

先生が塾の講師になって間もない頃、ある冬の夜に友人3人と遊んでいた。

午前1時くらいになって寒くなってきたから、友人の中で一番部屋が広いAの家で泊まる事にした。

Aは親と住んでいるのだが、丁度親が泊まりで旅行していて自由に使えるらしい。

最初のうちは、リビングで酒飲んで喋ったりしてたんだけど、そのうち一人の女の子(仮にBとする)が具合が悪くなったようでがくがくぶるぶる震え出した。

先生やAがどうしたのか聞いたところ、窓の側の木に人が立っている…という。

だが、そこを見ても誰もいない。

Bは霊感が強く、冗談を言っている風にも見えなかったのでカーテンを閉め、そこでお開きになり、Aは風呂に入りBともう一人の女の子は部屋で寝ることにした。

先生はリビングで寝る事になり、布団を敷いて気分を紛らわせるためにオーディオを付けた。

そのオーディオは音量の調節がダイヤル式なのだが、電源を入れた瞬間に先生の目の前で勝手にダイヤルがぐいーんと回り、最大音量になった。

 

先生は訳が分からず、唖然としていた。その音で全員がリビングに集まってきた。

Aが慌てて音量を下げ

「お前音上げすぎだよ、時間考えろよ」

と言った。

「いや、俺は何もしてないのにこのダイヤルが回ったんだ」

先生は必至に弁解するが誰も信じない。と、その瞬間再びダイヤルが勝手に回り始めた。

全員驚いたが、もう酔いにまかせてさっさと寝ることにした。

だがその時、Bがオーディオを指差してこう言った。

「コンセント抜けてるよ…」

 

更に次の瞬間、窓を閉めているのにカーテンがゆらゆら揺れ出した。

霊感の強いB以外の三人はもう口もきけず、がたがた震えていたらしい。

Bはリビングの中央に立ち、

「今、部屋に入ってきてるからじっとしていて」

と言った。

三人は言われた通り動かずにいたのだが、その時先生は見た。

リビングの窓の反対側、廊下がありその先に玄関がある。

その玄関のドアのノブが自然に回り、ドアが開き、そのまま閉まったらしい。

 

Bが言った。

「今出て行った…」

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