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危険な悪戯をする子供に注意をしたら死にかけたトラウマ

この記事の所要時間: 154

ある朝、マンションの単車置き場に向かう途中、背後でカーンッと甲高い音がしました。

コンクリートタイルの通路にジュースの缶が転がっています。

見上げると、小学生くらいの男の子と女の子が6階のベランダから顔を出していました。

ニヤニヤと笑っているところをみると悪戯のようです。

 

「これを放ったの、僕たち?」

子供達がコクコクと頷きました。

「こんなことしたらダメよ、分かった?」

二人の子供は、相変わらずニヤけながらこっちを見下ろしています。

「何笑ってるの!」

私は少し声を荒げました。

空き缶とは言え、頭に当たれば怪我をするかもしれません。

再発を防ぐ意味でも、きちんと注意した方が良いと思いました。

「ここは小さい子も通るんだから、物を投げたら危ないのよ。分かった?」

「うるさい、ばばぁ」

男の子がそう叫ぶと、二つの頭が引っ込みました。

無性に腹が立ちましたが、仕事に遅れるわけにもいかず、その場を離れてスクーターで職場に向かいました。

 

 

その日の夜、スクーターを置いてから例の場所を通りました。

今朝の出来事を思い出すと、また怒りが込み上げてきました。

…その時、顔の前髪に触れるか触れないかのところを何かが通過しました。

 

ドサッ!

足元に、きつく縛られガムテープで補強された新聞紙の束が転がっていました。

両手でやっと持ち上げられるくらいの大きさで、まともに当たっていたら、只では済まなかったでしょう。

ゾッとしながら、視線を上げると、5階のベランダから、無表情な女の顔が引っ込むのが見えました。

 

以来、子供に注意するのが怖くなりました。

つい最近も、これと同じようなことを水が入ったペットボトルで行って、妊婦さんにケガをさせて逮捕された高校生がいましたよね。

親が不審に思い、通報して御用となったから良かったものの、加害者の高校生は「親との関係でストレスが溜まっていたからストレス発散のためにやった」と言っていたそうで、心の闇が深い子供が増えている世の中だなと思ってしまいました。

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