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建物を支える土台になった人間

この記事の所要時間: 123

私はNセメント会社の、セメント袋を縫う女工です。

私の恋人は、破砕器(クラッシャー)へ石を入れることを仕事にしていました。

そして十月の七日の朝、大きな石を入れる時に、その石と一緒に、クラッシャーの中へ嵌(はま)りました。

仲間の人たちは、助け出そうとしましたけれど、水の中へ溺(おぼ)れるように、石の下へ私の恋人は沈んで行きました。

そして、石と恋人の体とは砕け合って、赤い細い石になって、ベルトの上へ落ちました。

ベルトは粉砕筒(ふんさいとう)へ入って行きました。

そこで鋼鉄の弾丸と一緒になって、細(こまか)く細く、はげしい音に呪(のろい)の声を叫びながら、砕かれました。

そうして焼かれて、立派にセメントとなりました。

骨も、肉も、魂も、粉々になりました。

私の恋人の一切はセメントになってしまいました。

残ったものはこの仕事着のボロ許(ばか)りです。

私は恋人を入れる袋を縫っています。

 

葉山嘉樹「セメント樽の中の手紙」

 

該当商品:セメント樽の中の手紙【電子書籍】 – item.rakuten.co.jp

セメント樽の中の手紙は実話?

葉山嘉樹さんは、1920年名古屋のセメント会社で働き始めました。
翌年、その工場で仲間が労災事故で死亡するという出来事が起こります。
この出来事が 「セメント樽の中の手紙」の”モデル”となっています。
実話というわけではなく”モデル”です。

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