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ポリマー加工の技術を教える講義場として使ったらビー玉がバチンバチンと音を立てて落ちたり飛んだりしてくるポルターガイスト現象に悩まされた倉庫

この記事の所要時間: 453

今から5年ぐらい前の話です。

俺は、車のポリマー加工(ようはコーティング)の技術を教えるフランチャイズ会社で講師をしていました。

技術を教わりたいというお客さんが増えてきて、そろそろもっと大きい講義場が欲しいねと日頃話していたところ、埼玉県の東○山市に格安で以前に倉庫として使われていた物件を発見しました。

大きさも手ごろで、教室のような部屋と事務所と作業スペースも十分でまさに理想的な講義場でした。

契約をすませ、自分と講師のTさん、営業のHさんの3人でまだお客さんを連れてくる前に、資材の配置等の準備の為に訪れた時にまずTさんが一言。

『う~ん、ここやばいね。』

 

Tさんはとても霊感があるらしく、この場所には子供の霊がいると言っていました。

するとHさんがトイレから出て来て開口1番
『なんかねぇ、トイレだけ異様に寒いんだけど…』

その時は梅雨があけだばかりでとても暖かくて、自分はTシャツを着ていました。

自分は霊感はなかったんですが、そんな話を聞いた後にトイレに行けるわけもなく関越のパーキングまでひたすら我慢してたのを覚えています。

 

実害がでたわけでも無いので、お祓いなどもすることなく講義場はオープンしました。

まぁ即効で実害が出たわけですが…。

まず起こったのは、ポリマ-加工に使う溶剤があるんですが、その溶剤の入っているボトルに中身がよく混ざるようにビー玉のようなものを入れていました。
お客さんがポリマーの練習をしていたら、バチンバチンと音がしたそうです。
なんだと思って振り返ったところ、床にそのビー玉が無数に落ちていたそうです。

そのビー玉は2階の資材置き場の段ボールの中にしまってありました。

お客さんには段ボールが崩れて上から落ちて来たんですよ、と説明しましたが段ボールの中のビー玉はビニールに入っていて単体で下に落ちてくるはずはなかったんです。

 

自分はさっそく起こったと思い、時間も夜の7時だったのでそろそろあがりましょうと提案しました。

お客さんは、早く技術を修得して独立したいと意気込んでいて、泊まり込みで作業するといってききませんでした。

わかりましたといって自分は帰宅したんですが翌朝出勤したところ、そのお客さんが作業で使っている車の中で寝ていました。

教室で寝ればいいのに変だなと思いながら起こしてみると目を覚ましたとたんに大声で叫び、車を飛び出してきました。

俺は驚いて、落ち着いて下さいと言うしかできなかったんですが、お客さんの話を聞いて唖然としました。

そのお客さんは昨日の深夜12時ぐらいまで作業していたそうです。

作業も一段落ついて、そろそろ切り上げようと思っていたところ

 

『ズル…ズル…ズル…』

 

何かが動く音がしたそうです。
そこには作業で使う車が3台あったんですがそのうちの1台が勝手に動いていたそうです。
しかもその動き方が前後ではなく左右に動いていたそうです。

普通、車が左右に動く事なんてロープを付けて引っ張らない限り有り得ませんよね?

その様子を見てパニックになったお客さんは作業中の車の中に入ったそうです。

様子を伺っていたら車の動きはおさまって、あれ?疲れていたから勘違いかな…と思っていたら

 

『バチン!バチン!バチン!バチン!バチン!』

 

リアガラスにあのビー玉が激しく投げ付けられたそうです。
お客さんはどうすることも出来ずにいると今度は車内のそのビー玉が入ってきたそうです。

当然窓は閉めたままなのに…。

そこでお客さんは気絶してしまったそうです。

 

 

後日、Tさんと営業のHさんと話し合ってお祓いしてもらおう、という事になりました。

このポリマー加工の事業は共同で出資して始まったものでウチの会社の社長とその友人のOさんで資金を半分ずつ出していました。

そこでHさんはOさんにもお祓いをするという旨を伝える為に、Oさんの所を訪ねました。

Oさんは美容院を経営していて、Hさんはその美容院の事務所に通されOさんが来るのを待っていました。

その事務所にはホワイトボードがあったそうです。

なんのきなしのそのホワイトボード見たところ、だいぶ前に描かれたと思われる薄く、ボヤ~ッとした子供の顔とその横に
『…あそ…ぼうよ…』
という滲んだ文字が書いてあったそうです。

Hさんは、うわぁなんだこりゃと思ったそうですが、Oさんには子供がいたためその子供が書いたんだろうと思いOさんを待ちました。

しばらくしてOさんが来たので、お祓いの話をして話がまとまった所で帰ろうとしていると、Oさんもホワイトボードの落書きを発見したそうです。

『昨日はこんなの無かったのに…』

Hさんは、間違い無く子供の霊の仕業だと感じ、その足で霊能者と所へ向かいました。

 

霊能者の方に視てもらったところ、その倉庫のオーナーの先祖の中に小さい頃に無くなった方がいたそうです。

オーナーの持っている土地のどこかにお墓かなにかが埋もれているんではないか?と言っていました。

実際にお墓が発見されたと言っていましたが、その現場に立ち会っていないので本当かどうかはわかりません。

供養が終わっても色々な現象が収まることは無く、その講義場は潰れてしまいました。

潰れる前に自分は辞めてしまったので後日談はわかりません。

ただ、たまに会うHさんにその事を聞いても話したくない様子で何も話してはくれません。

現在は、Hさんもその会社は辞めています。

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