2ちゃんねるやネットの怖い話・恐怖体験談や都市伝説などをまとめた背筋凍りつく系の恐怖読み物サイト。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

戦争中に最後のお別れを言いに来た満州の部隊に配属された兄

この記事の所要時間: 149

戦争中の話なんだけど、母方のばあさんの兄(大伯父)が陸軍士官学校を出たエリートで、当時満州の部隊に配属されていた。

時々、実家のある鹿児島に手紙を出していたんだけど、1944年の秋ごろから急に手紙がぱったり途絶えてしまったらしい。

ばあさんやひいばあさんは、最悪のパターンを想像しながら不安な日々を送っていた。

1945年になって間もない冬の夜。ばあさんが部屋で寝ていたら革靴の音がしたらしい。

あの当時、革靴を履いているのは軍人と一部の政治家ぐらいのものだから、すぐに
「これは兵隊だ」
と気づいたそうだ。

ばあさんは、そのまま横で寝ていた姉に、誰か来ていることを知らせた。

ばあさんの姉は、おとなしく寝ているように言い聞かせて、自分は薄目を開けて音のするほうに頭を動かした。

 

そしたら、部屋の横の縁側に、ぼうっと大伯父が現れた。

帽子をかぶって腰にサーベルをさし、マントを着た正装姿だったらしいけど、やけに青白くて恨めしそうな、残念そうな表情をしていたそうだ。

ばあさんは思わず、
「兄さんが帰ってきた!!」
と叫んで、隣に寝ていたひいばあさんを起こしに走っていった。

ひいばあさんやばあさんのもう一人の姉が駆け込んでくると、大伯父は軽く会釈をすると、どこか苦しそうに胸を押えながらすうっと消えていった。

それから1ヶ月ほどして、大伯父の戦死通知が来た。

でも、ただ満州で指揮中に死んだと書かれているだけで、戦死か病死かは分からなかったし、遺骨も最後まで見つからなかった。

おそらく、部隊が撤退中に大伯父は病臥していたため置いていかれたのでは、とばあさんは考えている。

 

そのあと、ばあさんの二番目の姉は病気で亡くなって、ばあさんも鹿児島の空襲で大怪我した。

その時にも、ばあさんは防空壕で大伯父らしき人が日本刀を左手に握って正座している姿を見たらしい。

鹿児島の空襲は結構酷かったけど、ばあさんの実家は焼け残った。

死んだ大伯父が守ってくれたんだといって、親戚はみんな感謝している。

この記事が気に入ったら
いいね!してね♪

怖いコピペの最新情報をお届け致します!
 閲覧回数:735 PV
 評価:12345 0.00 (0 件の評価)
Loading...Loading...
 カテゴリ:オカルト・超常現象
 タグ: , 
 PR:怖い動画 - 心臓が弱い方も安心の完全無料

関連記事

ピックアップ

他サイトの更新情報

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

検索

アーカイブ

2016年12月
« 11月    
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  

怖いコピペSNS