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あの世へ連れて行こうと付け狙い続ける者

この記事の所要時間: 213

ウチの会社は、夜11時過ぎると警備室に届け出すようになってんだわ。

んで、この前1時半くらいまで仕事かかってその時停電になって、いつもなら予備電源がすぐにつくはずなんだけど。。。

その日は、何故か直ぐにつかないから内線で警備室に電話しても
「ツーツーツー」
しかならない。

そしたら、俺のいる隣の隣のブースの入り口から
「スイマセン大丈夫ですかー」
との声。

「大丈夫ですよ、もう電気つきますか?」
と聞いたら、
「大丈夫じゃないですよ…今からそっち行きますから…」
とおかしな感じで答えるんだ。

 

室内は非常灯の緑の明かりだけが薄暗く点いていて、こっちを向いている警備員も歩いてくるっていうか足を擦ってゆっくりくる感じ。

で、あっ…なんか恐いなって感じた時は、俺その場から動けなかったんだよ。

その時に、俺の近くのブースの扉開いて電気がついて、何食わぬ顔した警備員が入ってきて
「いやー、すいませんロックも開かなくなってまして…大丈夫でしたか?」

さっきまで歩いてくる音がしていた方を見ると誰もいない・・・。

「今日はお一人ですか?」
って聞いたら
「ええ、そうですよ?」
って答える。

恐くなって警備員と一緒に外へでて、地下の駐車場に車をとりにいったんだ。

 

そんで、家に帰ったらいつもは寝てるカミさんが起きてて
「ねぇ、さっきビビリマンの会社の警備っぽい人から電話あって、ご主人が大変なので今から会社に来てくださいとか言って切れちゃったんだけど…ビビリマンは携帯出ないし…会社にかけてもずっと話し中だったし、どうしたの?」
と言われた・・・。

時間を聞いたら、会社が停電だった時間で、ぞっっとして
「他にはなんもいってなかったんだなっ?」
って聞いたら

「あ…なんかこれなければこちらから伺いますとかなんとか切れる間際にいったような…」
と妻が言ったとき…ピンポーンと2時半にチャイム。

それから3、4回鳴って階段を擦って降りる音。妻は震えて俺も震えが止まらなかった。

…でここまでなら、まだ良かったんだが。

 

後日。

カミさんがサミットに午前中買い物行って、ついでに公園で子供遊ばせている時におじいさんがよってきて、始めは「お子さんかわいいですね~」とかなんとか普通の話してたんだけど。

その人が去り際に
「ご主人は運がいい方だ…さて、あの子が大きくなったときは逃れられますかね?」
と言って笑って片足引き摺りながら、去ったんだと…

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