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ブスバーガーと座敷女

この記事の所要時間: 328

2歳の息子を連れて駅から帰宅する時のこと。

時間は、夜8時頃だったと思う。

まだ人も多く、通勤帰りらしい人たちが早足で歩いていた。

人ごみの中息子を歩かせるのは大変(大人とは歩幅が違うし、歩きタバコの火が怖かったりする)なので、私は重いのを我慢して抱きながら歩くことにした。

 

クリスマス前で、駅周辺はとてもきれいな電飾が並び、あちこちに飾られているツリーを息子と眺めながら歩いていた。

その時、少し前方にモスバーガーが見えてきた。

息子がモスを指差して
「あれなあに?」
という仕草をしたので

「モスバーガーっていうハンバーガー屋さんだよ」
と教えてあげた。

ただ、この時私は風邪をひいて鼻が詰まっていたので
「ボスバーガー」
と発音していたようです。

すると、まだ上手く話せない息子は
「ブス!ブス!」
と喜びながら大声ではしゃいでいました。

 

息子を抱きながらゆっくり歩いていた私は、早足のサラリーマン達からどんどん遅れていたため、モスバーガー前を通り過ぎる頃には人が少なくなっていた。

『もう少しで駐車場に着く…』

そう思ったその時、後からヒタヒタと人の近づく気配があった。

誰か来たなと思い、後ろを確認しないまま私が道の端に寄ると、その気配は私の左後方に来たようだった。

さっきまでは早く歩いて来たようなのに、なぜか追い越されない。

どうも私の左後方に来たところで並行しているようです。

前方から人が来るわけでもないし…何で抜かないの?

しばらく考え、どんな人がいるのか確認してみようと思った。

 

振り向いた私の視界にまず入ったのは、黒い頭。

油っぽくて汚いロングヘアーが顔にもかかっていて、細い片目しか見えない。

もう漫画の座敷女そのもの。

その顔が抱いている息子の目前にあり、
「えっ!?」
と思ったら
「ブスで悪かったな…このクソガキィ……!!」
とてもかすれた低い声で、歯を食いしばりながら唸った。

分かってもらえるだろうか。奥歯を噛みしめながら唇だけをわずかに動かし、口を開けずに話していた。

片方だけ見える目は息子を睨み、激しい怒りを感じさせる目つき。

女はそれだけ言うとクルリと向きを変え、車が走っているというのに車道に飛び出し、走り去ってしまった。

寒いのに、薄いカーキ色のロングコートをバサバサなびかせながら、あっという間に消えてしまった。

 

しばらく、何が起きたのか分からなかった。

慌てて息子を下ろして体を確認。

怪我をしている様子もなく、何が起きたかも分かっていないようで、ヘラヘラ笑いながらそこら辺のツリーを見ていた。

次に、女を追いかけて『ブス』の事情を説明しようかと思ったが、漫画の座敷女はビニール傘で攻撃してくるのを思い出してやめた。

コスプレか?と思うほど似ていたので本当に怖かった。

座敷女とは?

『座敷女』(ざしきおんな)は週刊ヤングマガジン1993年第13~24号で連載されていた望月峯太郎の漫画作品。

都市伝説、ストーカーなどの要素を含んだホラー作品。

怪物や幽霊が出てくるホラーではなく、得体の知れない人間に理不尽に付きまとわれるという心理的恐怖、また日本で1990年代後半で「ストーカー」という言葉が広まる以前に既にストーカーをモチーフにした作品として出版されていることもあり心理ホラー漫画としての評価は高い。

ストーリーとは関係なく、雷が鳴るシーンや蛾が飛来するシーン、蛍光灯の音等など何かを暗示するかの様な映画的演出を取り入れていることも特徴。

「サチコ」については、「ロングコート姿や100mを10秒きって走る」「注射を打つシーンでの表情」などの描写から口裂け女をモチーフにしている事が伺える

出典元:ja.wikipedia.org

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