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友人の義父の家で見た服を着たまま風呂場の浴槽に入る女

この記事の所要時間: 65

友人Yが小学生のときの恐怖体験を話してくれました。
(ちょっと長いですスマソ)

ある日、Yのクラスに近隣の町から転入生がやってきました。

その頃の小学生は、今と違って子供用のオサレな服なんてなく、たいていがパステルカラーのトレーナーに襟を出し髪を編み込みしてボンボン付きのゴム…という親に用意された服を着ているものでした。

しかし、転入生のKの服装はモノトーンでサイズがダボダボなパーカーや、英字新聞柄のシャツをボタンをしめずにはだけさせて着ちゃったりしていて(当時はそんなんが流行ってた)髪も結ばずにダラーっと垂らし、一言で言えば「不良」っぽい感じだったそうです。

Yのクラスは良いクラスだったため、皆が転入生に話しかけたり仲間に入れてあげたりしていました。

また、転入生Kの不良ファッションが女子の興味を引いたこともあり、YのグループもKとすぐに仲良くなったそうです。

 

その日は、YのグループがKの家に遊びに行くことになりました。

Kの家は、最近越してきたばかりのためか、家具がなくてガランとしていたそうです。

すると、奥の部屋にいた香水のきつい女の人が鏡の前でタバコを吸いながら
「ちょっとK、私の○○(忘れた)知らない?」
と気だるそうに話しかけてきたので、

Kは
「ママの○○なんか知らないよ」
と言ったため、Yはこの人がKのママか若いな~と思ったそうです。

しかし、普通の友達のママならY達に挨拶したり菓子を用意してくれたりするのですが、明らかにKのママはY達を無視だったのでY達も挨拶がしにくくなってしまったそうです。

Kは、父親とママが別居することになり、ママと二人で越してきたそうです。

 

Kは服装も不良なら、性格も不良っぽいところがありました。

普通は先生の悪口を言うとき
「あの先生嫌い」
程度なのですが、

Kは
「あの先公(死後?)死ねよ」
とか、当時の小学生にしては過激な発言をしていました。

そのためか、Yのグループ間ではKを嫌うものが出始め、女子トイレでKの悪口大会が始まりました。

 

その時、YはKの不良っぽさに憧れを抱いていたためか
「私はKちゃんのこと嫌いじゃないよ」
と発言をしたそうです。

すると、そのトイレに実はKが入っていたらしく一部始終を聞いていたようで、その後KはYに
「私のことかばってくれたのYちゃんだけだ」
「Yちゃんだけが本当の友達」
と言いYとしか話さなくなったそうです。

 

Kは家庭の事情をYに打ち明けるようになりました。

KのママはKが小さい頃に離婚をしていたそうで、今別居中の父親は義理の父親だそうです。

数年前、Kのママが再婚して義理の父親の家に住むことになったそうです。

義理の父は。近隣の町の小さな一軒家で母親(Kの義理のおばあちゃん)と二人暮らしをしていて、そこの二階にKとママが住み始めたそうです。

しかし、ママと義理の父が喧嘩をして今は別居をしているそうです。

 

 

ある日、YがKと遊んでいた時のことです。

「前の家にまだ学習机が置いてあって、どうしても取りに行きたいものがあるから一緒に着いてきて欲しいんだけど」
とKが言ってきたそうです。

自転車で20~30分あれば着く距離だったので、一緒に行くことになりました。

Kの話では、義理の父は絶対に家にいないと言うのですが、義理の祖母はもしかしたらいるかもしれない、とのこと。

「ババア(義理の祖母のこと)が居ても関係ないけどね」
とKは言っていましたが、Yは他人の家に侵入するような気がしてちょっとドキドキしたそうです。

 

Kの義理の父の家は、古くて屋根がトタンで見た感じ暗い家でした。

Kが合鍵を使ってドアを開け玄関に入ると、中は真っ暗で湿気の臭いがプ~ンとしてきたそうです。

「ババアいないみたい」
とKが言い、靴を脱ぎ捨てて慣れた足取りで二階へ上がって行くので、Yも続いて階段を上がりました。

二階の部屋にはKの学習机があり、机の上も部屋の中も荷物が散乱してゴチャゴチャしていました。

 

Yはトイレに行きたくなり、Kに
「トイレ借りてもいい?」
と聞くと

Kは
「一階の廊下の一番奥に風呂があってその隣にトイレがあるよ」
と言うので、Yが階段を降り廊下を進むと洗面所に着きました。

 

昼間だったけど、窓の小ささと北向きのせいか日が全然入らず薄暗かったそうです。

電気を点けたくてもスイッチがどこにあるか分からず、キョロキョロしてトイレを探していると風呂場のドアが開いていました。

風呂場の中を見ると、浴槽の中にいきなり女がいてジーっとYを睨んでいたそうです。

Yはビックリして
「うわっ!ババアいたんだ!」
と思いましたが、女はなぜか服を着たまま浴槽に入っていたため、Yは裸じゃなくて良かったと思い、

「ごめんなさい。トイレを探していて…」
と言いながら、ババアがトイレの場所教えてくれないかなーと期待していましたが、

浴槽の女は
「ワザトヤッタンデショ…」
と言ってきたそうです。

 

Yはうわー怒ってるんだーヤバイと思い
「ごめんなさい」
と言って、その場を逃げたそうです。

トイレは洗面所の手前にあったようですぐに見つかり、
「風呂場のドア閉めとけばいいのに、掃除でもしてたのかなーしかしママも若いけどババアも若いんだなー」
などと思いながら用を足して、

階段の方へ行くと玄関にKがいて
「探してたもの見つかったからもう帰ろう」
と言い、二人は家を出ました。

Yは自転車に乗るときに、
「おばあちゃんいたよ」
と言うと

Kは
「えーいないよーババアいたら絶対に何か話しかけてくるもん」
と言いました。

Yは風呂場の浴槽にいたよって言おうとしましたが、風呂場を覗いたと思われたくなかったので何も言えませんでした。

 

それからしばらくして、Kがいつものように両親の不仲の悩みをYに打ち明けていたときに、Yが
「なんでKちゃんのママと義理のお父さんは喧嘩したの?」
と質問したそうです。

すると、Kは
「絶対に誰にも言わないでね」
と言い、Yが誰にも言わないと約束すると、Kは顔を近づけてヒソヒソと話し始めたそうです。

 

「私も詳しく分からないんだけど、実は義理のお父さん。前の奥さんを殺したって疑われて警察に捕まったことがあるんだって。
それをママは知らないで再婚して後でそのこと知ったみたい。
義理のお父さんに問い詰めて喧嘩してたんだ。
喧嘩してる声が聞こえてきたんだけど、お父さんはママにアレはわざとじゃない事故だったんだって言ってたの。だからすぐに出てこれたって」

 

Yは、あの風呂場の女のことを思い出してゾーっとしたそうです。

結局、誰にも言わないと約束した話を私にしゃべってしまった上に、こうして書き込まれております。

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