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そこら中の家のドアノブ廻しを丑三つ時に行うヤバイ女

 2015.08.09     恐怖体験談     コメントを書く     Loadingお気に入りに追加
この記事の所要時間: 152

今から20年くらい前のこと。

私が子供の頃、夜中になると近所に奇妙な人が出没していました。

私の家って住宅街のなかの袋小路にあるんですけど、夜中の2時半から3時にかけて、いつも家の外でガシャガシャって音が聞こえていました。

家族に言ったら「気にするな」みたいなこと言われてたんですけど、すごく気になっていました。

 

ある夜、袋小路が見渡せる二階の窓の下をずーと見ていたんです。

そしたら、夜中の2時半くらいだったと思うんですが、真っ白なワンピース姿に白いハイヒールをはいた髪のすごくながい女の人が、カッカッカッて靴の音を鳴らしながら走っていました。

そして、私の家にある袋小路に入ってくると、片っ端から周囲の家々のドアノブを廻しているのです。その姿がメチャクチャやばくて。

やがて、我が家の玄関にも白ワンピース女はやってきました。

すると、案の定ドアノブ廻し始めました。

なんか、鬼気迫るってよりも黙々と廻していました。

そのとき、どういうわけだか白ワンピース女は、ノブ廻しをやめて数歩下がってから上を見たのです。

運悪く、二階から見ている私は彼女と目があってしまいました。

 

白ワンピース女は60代くらいで、岸田今○子のような顔で、メチャクチャな化粧をしていました。

なんか、ロックファンがライブの最前列でするような化粧だったと思います。

その後も、白ワンピース女は毎晩のように出没していたような気がしますが、いまになって冷静に考えれば、うちの両親をはじめ、なぜ近所の人たちは通報しなかったのかが謎です。

なんで、あんなにヤバイ人を近所ぐるみで野放しにしていたのか、どう考えても理解できません。

最近、実家に帰ったとき、たまたまこの話を思い出して、親に訊ねてみたのですが
「覚えていない」
しか言わないのです。

あの光景は脳裏に焼きついていて、夢とか記憶違いってことは絶対ありえないのですが…。オチがなくてすみませんです。

間違いなく生きている人間でしたので、触れてはいけないというか暗黙の了解せざるを得ない事情があったのだと思っています。

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