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線路沿いの死亡事故現場付近にある道端の電話ボックスが鳴り出したテルパニック

 2015.08.10     恐怖体験談     コメントを書く     Loadingお気に入りに追加
この記事の所要時間: 138

私が、妹とアパートで2人暮らしをしていたときの話です。

アパートの近くで交通事故があり、女の人が亡くなりました。

その場所は、駅の近くの線路沿いでした。

そこは、通勤のために毎日通るところで、嫌だなとは思いましたがそのまま行き帰り歩き続け、いつしか事故のことも忘れていました。

 

そんなある日の夜。

帰りがけにそこを通りかかったとき、道端の電話ボックスの電話がいきなり鳴り出しました。

一瞬で、そこが死亡事故現場であることを思い出し、私はパニクりました。

もし、その電話に出ていたら、途方もない恐怖を味わえたかもしれませんが、そのときは余裕なし。

半泣きになりつつ、走って逃げました。

アパートに着き、今あったことを妹に話しつつ着替えていると、タイミングよく家の電話が鳴りました。

妹が受話器を取りましたが、すぐに切りました。

「無言電話だった」

 

しばらくして、また電話がかかってきました。

妹は
「もう電話に出ない」
と態度で表していたので、仕方なく恐る恐る受話器を取りました。

また無言電話。

でも、まったくの無音と言うわけではなく、よく聞き取れない雑音がしていました。

気味が悪く、すぐに切ろうとしたら、突然ガーッという雑音が次第に高まりながら聞こえました。

私はその音に聞き覚えがあり、何の音かすぐにわかりました。

 

スピードを落とした電車の通り過ぎる音。

駅が近い、線路沿いのあの場所でよく聞こえる音でした。

じゃあ、この電話をかけてきているのは…。

私は、たたきつけるように受話器を置き、頭から布団をかぶって朝まで震えていました。

言うまでもなく、翌日からは駅までの往復ルートを変えました。

それでも不安で父の中古車をもらい、車通勤にしました。

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