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山で行った肝試し中に光と足音だけが通り過ぎる不思議な現象が発生

この記事の所要時間: 245

大学の友人二人が体験した事です。

この話は、あまり出回っていないと思いますが、既出だったらすみません。

もうかれこれ15年以上前の話です。

当時、友人二人は大学のサークルに入っていまして、そのサークルはサークルぐるみでバイトをしていました。

私も何度か参加しましたが、大手スポーツクラブが主催している、小学生のキャンプの引率するというボーイスカウトのようなバイトでした。

 

その夏も、いつものようにスポーツクラブからお声が掛かり、小学生を連れてキャンプに行きました。

引率の先生は全部で10人くらい、生徒(小学生)は50人くらいだったそうです。

そこで、キャンプでお決まりの肝試しをやったそうです。

懐中電灯1個で暗い一本道の山道を歩き、折り返し地点にある札を取って帰ってくるという単純なものでした。

友人二人は、道の両脇で脅かす役になり、準備の為30分前に到着し、待機していました。

やがて30分が立ち、1組目が通過する時間になりました。

それまでは、道の両脇でしゃべったりしていたそうですが、遠くに明かりと足音がしたので、木陰に隠れてお互いに1組目が来るのを待ちました。

お互い飛び出すタイミングを計る為に、目で合図をしていたそうです。

そして、1組目が目の前を通過しました。

 

が、二人は飛び出しませんでした。

そこには人の姿はなく、光と足音だけが通り過ぎていったそうです。

二人は、初めはなんだかよくわからなかったそうです。

すると、2組目の光と足音がやってきました。

気を取り直して隠れていると、また光と足音だけが通り過ぎていったそうです。

さすがに怖くなって、真っ青な顔で見つめ合っていると、どこからともなく声がしたそうです。

ボソボソと、しゃべっているような感じだったそうです。

これはやばいと思ったらしく、
「今日は中止にしよう」
と相談もそこそこに帰ろうとしたそのときです。

 

突然、妙に空気が重く冷たくなって、足音が二人を取り囲んだそうです。

それも10人、20人どころの人数ではなく、それこそ何百人という数の足音が。

二人とも恐怖から足がすくんで動けなくなりました。

すると、先ほどの声もだんだん大きくなっていき、最後には大合唱のような人数にまで膨れあがったそうです。

それまで足がすくんで動けなかったのですが、その声を耳もとで聞いた時、呪縛が解けたように一目散で走って帰りました。

そして、状況を説明して肝試しを中止にしたそうです。

東京に帰って来てから友人二人は、その山にいわくがないか調べようとしました。

が、地図を見てすぐ悟ったそうです。

その山は、あの御巣鷹山のとなりにある山でした。

そして、その時に聞いた声の意味もわかったそうです。

 

その時、聞いた声は

「…大阪はどこですか…」

だったそうです。

 

この話は、関係者の方がいらっしゃると失礼にあたるので、あまり話していませんでした。

もしこれを見て不愉快に思いましたら、深くお詫び申し上げます。

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